1回執行委員会でTPP反対の輪を大きく広げ、機運を盛り上げていくことが確認され、38日に自家用自動車のリアウィンドウなどに貼る「STOPTPPシール」が作成された。

この「STOPTPPシール貼付運動」は、道農連や各地区農民連盟、上川地区農業協同組合長会の協力を得て大きな取組となった。




近く、安倍首相がTPP交渉参加を表明するとの報道を受け、組織は各関係団体と協力し、TPP交渉参加阻止に向けた運動を強化させた。

310日には旭川市役所で実施された平和運動フォーラム道北ブロック協議会主催の「つながろうフクシマ!なくそう原発!道北集会」に参加し、来賓の挨拶で河合委員長は、「我々には風評被害で苦しむ東北農業の復興の向け、農業を壊滅させるTPP交渉参加を何としても阻止し、日本の将来を担う子供達に、安全安心な食料を提供していく義務がある」とした他、農業以外の団体と協力してTPP交渉参加を反対していく意思をアピールした。

また、同日実施された、TPP上川地方対策連絡会議(上川総合開発期成会、上川地区農業協同組合長会、全上川農民連盟)、留萌地区農業協同組合長会、宗谷地区農業協同組合長会主催の「TPP交渉参加断固反対 緊急アピール行動」では、雪の中、地区三役、山居道農連書記長、JA組合長会等が街頭に立ち、街行く市民にビラを手渡し、TPP交渉参加阻止への協力を呼び掛けた。

そして、翌11日には札幌市で「3.11追悼 東日本大震災復興最優先 TPP交渉参加に反対する緊急道民集会」が開催され、緊急集会を企画した道農連の呼び掛けに応じ、各地区盟友並びに、反TPPで共闘してきた道商工会連合会、道消費者協会、道医師会、連合北海道、JA中央会、道ぎょれんの7団体が参加し、延べ1500名が集まった。集会終了後、デモ隊は札幌市役所を出発し、道庁に至る約1.5`を1時間かけて練り歩き、「TPP参加反対」「国民の食といのちを守れ」等と気勢を上げ、TPP交渉断固阻止を訴えた。




325日に安倍首相が国民への十分な情報開示と論議を行わないまま参加を正式に表明したことから、組織では32829日の日程でTPP対策等中央行動を実施し、参議院会館で開催された、全国農民組織連絡会議など主催の「TPP交渉参加の撤回を求める生産者・消費者行動」に参加し、政府に対して直ちにTPP参加を撤回するよう求めた。会場には全国から生産者団体をはじめ、NGOなど約100人が集まり、情報の共有と参加撤回の共闘運動の強化を確認した。




525日、市民団体などでつくる「STOP TPP!! 市民アクション」は『TPP参加をとめる!525大集会』を東京都港区の芝公園で開催した。集会には中央行動で上京していた組織も参加し、TPPに反対する国民会議や日本消費者連盟など全国から集まった約311団体(約2000名)と共に、政府にTPP交渉参加の撤回を訴えた。




7月にマレーシアで行われる予定のTPP交渉会合参加に向け、政府が準備を進める中、622日に旭川大雪アリーナで上川地方総合開発期成会、上川地区農業協同組合長会、全上川農民連盟主催(共催団体:27団体)による「TPPから上川地域経済を守る総決起大会」が開催された。大会には、TPPによる、食の安全、医療、公共事業など様々な分野への影響から、上川地域経済を守るために総決起大会を開催し、上川地域の総意を国に訴えるため、延べ3500名の参加者が集まった。

大会最後は河合委員長が、がんばろうを三唱し、TPP断固阻止に向け意志結集を図った。




725日、札幌市中島公園で、マレーシアで行われたTPP交渉会合への日本参加を抗議する、JA道中央会、道漁協組合連合会、道森林組合連合会、道農民連盟主催(後援:道、道経済連合会、道医師会等43団体)による7000名規模の「TPP交渉参加に抗議しTPPから北海道を守り抜く総決起大会」が開催された。大会終了後、7000名の参加者は、中島公園から大通り公園、およそ3kmをデモ行進し、札幌市民に「TPP即時撤退」を強く訴えた。




725日、札幌市中島公園で、マレーシアで行われたTPP交渉会合への日本参加を抗議する、JA道中央会、道漁協組合連合会、道森林組合連合会、道農民連盟主催(後援:道、道経済連合会、道医師会等43団体)による7000名規模の「TPP交渉参加に抗議しTPPから北海道を守り抜く総決起大会」が開催された。大会終了後、7000名の参加者は、中島公園から大通り公園、およそ3kmをデモ行進し、札幌市民に「TPP即時撤退」を強く訴えた。




1028日〜112日までの6日間に亘り、あらためてTPP協定の危険性や食料・農業・農村の大切さを広く道民に訴えるために「STOP TPP!! 道内キャラバン行動」を実施。上川、北見、十勝、空知の4地区において宣伝カーを走らせる等、街頭宣伝行動を展開した。

上川地区においては1029日から30日にかけて、びえい、ふらの、たいせいつ、北ひびき、道北なよろのJA前で街頭演説を実施した。




128日、東京・日比谷公園野外音楽堂で「これでいいのか?!TPP128大行動」が開催され、シンガポール閣僚会合での交渉内妥結を阻止しようと、TPPに反対する弁護士ネットワーク、TPP交渉参加から即時脱退を求める大学教員の会、主婦連合会らが呼び掛け、165団体が賛同のもと全国から約2700人が集結した。組織も賛同団体として参加し、集会後は東京駅までデモ行進を行いTPPの危険性を市民らに訴えた。