組織では227日に第1回執行委員会を開催し、総会で決定した運動方針を踏まえ、TPP参加反対運動の推進を確認した。また、同日行われた鹿野道彦農林水産大臣との意見交換会(上川地方総合開発期成会、上川地区農協組合長会、土地改良事業団体連合会上川支部等が参加)後には、TPP交渉参加断固反対を訴えるため、河合委員長が組織を代表し、鹿野大臣に提言書を直接手渡した。
92日の首相就任会見で野田首相はTPPについて「しっかり情報収集しながら総合的な判断をする。
早期に(参加の是非について)結論を得たい」とコメントし、農業関係者の間で緊張が高まる中、組織では上川管内全域で組合長会と連係しながら、
1019から21日にかけて、TPP交渉参加に断固反対するキャラバン行動を実施した。
19日:和寒→剣淵→上士別→士別→多寄→風連→名寄→智恵文
20日:東川→東旭川→永山→東鷹栖→鷹栖
         →比布→愛別→上川
21日:神居→西神楽→美瑛→上富良野
 →中富良野→富良野→山部→東山→南富良野




1026日には、札幌市大通り公園で全道代表者集会を開催し、各地区から400名以上が集結した。集会では「TPPに潜む危険性とそれがもたらす惨禍を十分に理解の上、慎重に国民的な議論を進めるべきであり、情報提供が不十分な中で、参加を前提とした拙速な議論は断じて容認できない」とするTPP交渉参加断固反対の決議を採択し、その後、札幌市内中心部を5qにわたってデモ行進した。




1030日〜111日の日程でTPP反対中央行動を実施し、衆議院会館前での座り込みや、経団連ビル前での抗議行動を展開。

国会議員やTPPを支持する関係団体に対し、TPPが国に与える影響、危険性等を訴えた。







113日にはJA農協組合長会職員・青年部等40名が旭川市買物公園でTPP反対街頭宣伝行動を行い、地元選出の国会議員も参加した。オール上川で交渉参加を阻止しようと「知ってますか?TPPのこと」と題したチラシやティッシュを配布し、TPPに参加した場合は農業だけでなく、「医療」、「保険」、「雇用」、「食の安全」に悪影響がでることを道行く市民へ訴えた。